移住情報
移住前に知っておいていただきたいこと
田麦野地区への移住を歓迎します!里山での暮らしではいいことがたくさんありますが、その一方で、一般的な暮らしとは異なる点も多々あります。移住者・住民の声をもとに「移住前にぜひ知っておいてほしい」ポイントを8つご紹介しますので、ぜひご一読ください。
●暮らし編
四季折々に変化する自然の風景がとても美しい。
大きな一本杉や、かさまつ、春にはオオヤマザクラが咲き、秋には杭掛けの棚田が見られる。冬はまっさらな雪が積もり、天気のいい日は、月山がはっきりと見えるよ。
暮らしの中で、季節の変化を楽しめるのがとてもいい。
美しい自然も、保つのは簡単じゃない。
特に夏の草刈りと冬の雪かきが大変で、草刈り機や除雪機を持っている人が多いよ。
道路は除雪車が通るので安心だけど、敷地内の除雪が必要。
初雪は11月ごろで、3月まで雪が残るよ。
地域内にはお店や病院がなく、買い物なども市街地まで行く必要があるよ。タクシー・予約制乗合タクシー以外の公共交通がないため、自家用車があったほうがいい。
天童駅まで車で20分ほど。住んでみると案外不便さを感じないという人も。
周辺の山からサルやイノシシがやってくるよ。
田畑を荒らされることが多く、電気牧柵を張らないと耕作できないほど。カモシカが道路をたまに横切ったり、まれにクマが目撃されたり。
カメムシなどの虫が家に入ってくることもあるよ。
●コミュニティー編
どんな人が住んでいるのか、気になる住民が多いよ。地域にとってはうれしいビックニュースで、意外に多くの人に知られていた、なんてことも。
市役所で転入届を提出するときに自治会長さんを紹介されます。毎月、市報や公民館報などを自治会で配布してもらうので、引っ越したことを伝えよう。その後は組長さん、ご近所さんにも挨拶を。困ったことがあれば気軽に相談してくださいね。
田麦野では、草刈りや花植え、お祭りやイベント運営など、協力して行っているよ。小さな地域なので、一人一人の力がとても大きい。
回覧などでお知らせがまわってくるので、無理のない範囲で参加してもらえると嬉しいです。欠席のときは組長さんへ事前に連絡しよう。
先輩移住者の中には、おすそ分けのお礼だと思って協力しているという人も。
住民は景観保全として、各家の手入れを重視しているよ。
また、草が伸びていると、動物の通り道や居場所になってしまい、獣害の原因になることも。草刈りなど、基本的な管理をしよう。
分からないことは、公民館や組長さんなどに相談しよう。
原案・イラスト:添田はな(みつけたむぎの卒業生)
編集:土井友希子(天童市地域おこし協力隊)
暮らしの情報
▶買い物
地区内に店舗はありませんが、最寄りの大型スーパーまで車で約20分で行くことができます。また、定期的に移動スーパーが地区内をまわっており、外出が難しい高齢者の方々が利用されています。予約制乗合タクシーでのお買い物も可能です。
▶子育て
平成18年に田麦野小学校が閉校したため、山口小学校、天童第二中学校への通学となります。天童市からタクシーでの通学補助が受けられます。
・山口小学校まで :6.5㎞、約10分
・天童第二中学校まで:9.7㎞、約14分
▶住まい
天童市の空き家バンクなどに入居可能な物件の情報が掲載されます。
新しい物件情報が入り次第、本ホームページでもご紹介しますので、お知らせ欄をご確認ください。
▶雪
12~3月にかけて最大で約1mの積雪があるため、玄関から道路までの除雪、屋根の雪下ろしが必要で、除雪機を使っている家が多いです。道路は市や県から除雪車が派遣されるので、安心して通行することができます。
▶病院
・天童市民病院まで車で約20分(12㎞)
・天童温泉篠田病院まで約16分(10㎞)
その他15㎞圏内に多数の病院があります。
▶交通手段
自家用車が主流です。免許返納した方、車の運転ができない方は、天童市予約制乗合タクシーDOMOSU※やタクシーを使用しています。
※【DOMOSU(ドモス)】
田麦野では行き4便、帰り4便の1日8便運行されています。(R5.1月現在)
指定した住所から乗ることができ、天童市内の公共機関・医療機関・金融機関・スーパーなどで降りることができます。
利用には 会員登録、予約が必要です。
・一般料金500円
・割引料金300円(中学生・65歳以上の方、障がい者手帳をお持ちの方、未就学児無料)
・小学生料金250円
詳細は天童市ホームページ、または公共施設にある水色のチラシをご覧ください。
▶自治会費など
自治会で管理しているごみステーション、花壇、神社等の管理のために年間約7,500円の会費のほか、保安協議会による防犯対策、福祉協議会による福祉の充実を目的に各世帯から会費をいただき地域を運営しています。
なお、使用明細は年度末に各総会で開示しています。